【R】RMeCabを使わずにRでMeCabする方法

ノートPCを買ってやりたかったことのひとつに「日本語の係り受け解析」があります。日本語の係り受け解析器は、有名なところでCabochaKNPがあります。いずれもPythonバインディングが提供されており、Pythonから動作させることが可能です。

Pythonバインディングできればな。

偉大な先人たちがいるじゃないですか。
その記述に従ってやってみるじゃないですか。
できないじゃないですかやだー。

彼らはいうわけですよ。

「俺の環境では動いたよ」

orz...

かれこれ2週間くらいあれこれやってみたんですが、結局良い解決策は見つからず、根本的にやり方を変えよう、と思い立ったわけです。「全然うまくいかなかった記録」は近々記事にしようと思います。が、その前にうまくいったやり方をご紹介します。簡単に言えば、

  • MeCabをsystem()関数を使って実行し、結果をRで加工する

ことをやっています。「なんだそんだけかー」と思った方は以下、スルーしていただいて構いません。
とりあえずMeCabについてだけ書きますが、CabochaもjumanもKNPも同じです。ただし、KNPはちょっと特殊です。
今のところ、Rで日本語の係り受け解析ができるものはなさそう(RCabochaは開発中止になっているそうですし)なので、「Pythonバインディングがうまくいかない」「Pythonなんか大っ嫌いだ!」という方、お試しください。

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ノートPC買った

ノートPC買いました。

購入したのはマウスコンピュータの"MB-K670SN-SH2-KK [Windows 10 搭載] (WEB購入限定モデル) "です。

そもそも、2年くらい前にMacProが壊れてしまいまして。でも、とりあえず当面使う用事がなかったので、スマホiPadで必要なことは済ませておりました。意外になんとかなるもんだなぁ、と思っていたのですが、仕事でRだのPythonだのを触るようになって、だんだんと「自前でもいろいろやりたい」という気持ちがムクムク湧いてきたのでした。ついでにいえば、会社のPCは管理者権限がないのであんなことやこんなことができない、という不満もありました。

なので、自前でPCを買おう、と思い立ったのです。要件は下記の通り。

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